Amazonビデオで玉木宏主演の映画「星籠の海(せいろのうみ)」を観ました。
とは言っても私、原作はまだ読んでません。
島田荘司ファンではあるんですけど。
昔のやつから読み返したいな~とか思って今「御手洗潔の挨拶」を読んだりしてます。
原作「星籠の海」は上下2巻の大作。そのうち読みたいです。
映画はですね、面白かったですよ!
玉木宏さん演じる御手洗が、また小説とは違った雰囲気を醸してました。
インタビュー記事も読んだんですけど、玉木さんは作者である島田先生こそ御手洗のイメージだった、演技の参考にしたとおっしゃってました。
確かに、目つき、眉をしかめた感じ、しゃべり方など、すごく島田先生っぽかったです!!それにすごい男前だし。
脳科学者でもある名探偵の超天才ぶりを存分に楽しめる娯楽エンターテインメントになってると思います。
それと同時に、舞台が島田先生の故郷でもある広島県福山市なんですよね。
美しい海や街並みの映像、歴史的なロマン、それに魅力的な謎が散りばめられてます。
最初は、恐ろしい場面から始まっておぞましい猟奇的な感じのスタートなんですけど、観終わった感じは爽やかでした。
この話の持っていき方はお見事だと思います。
御手洗は頭がいいだけの冷たい人間ではなくて、独特の優しさもあって、でもクールで皮肉屋で、複雑な魅力のある人物です。
私の高校時代からのヒーローでした。
その御手洗の活躍が観れて、とても楽しかったです。
テレビドラマのシリーズもあるんですよね。
そっちも観てみたいな~。
ではまた。