ひるねスカッシュ

日々の雑記。面白かった本や映画など。ミニマリスト。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今野敏「チャンミーグヮー」を読みました

「チャンミーグヮー」。 伝説の唐手家・喜屋武朝徳(きゃん ちょうとく)の生涯を描いた小説。 著者の今野敏先生はご自身も空手をされているようで、武術・武道の造詣も深く非常に読み応えがあり、沖縄唐手の歴史や形の意味についても勉強になります。 喜屋…

今野敏「武士猿(ブサーザールー)」感想

以前読んだ「義珍の拳」と同系列の琉球唐手シリーズ。 伝説の武道家「本部朝基(もとぶ ちょうき)」の生き様を描いた小説。 「義珍の拳」にも登場していたけど、かなり違った印象でした。 沖縄武術「唐手(トゥーディー)」を極め、本土の人間にも本物を伝…

ガチで寒いです

おはようございます。 私は朝起きた時の、枕元に置いた温湿度計機能付き目覚まし時計が指し示す気温を目安に、その日の寒さを判断しています。 今朝は室内気温6.1度。 あかんわこれ。 ガチで寒いやつですわ。 室内で6度って。 私は瞬速で厚着してストーブつ…

夢枕獏「魔獣狩り 鬼哭編」感想

読みました。 夢枕獏の「魔獣狩り 鬼哭編」。初期の3部作の最終巻。 本当に鬼気迫る物語で、10代の頃に読んだんですけど、改めて読み返して、凄いなあと思いました。 凄愴。凄惨。残酷で恐ろしい物語なんだけど、一抹の美しさと寂しさがある。 自分を取り戻…

夢枕獏「魔獣狩り 暗黒編」

いくつかのシリーズものを読んでて、これは昔読んだシリーズを再読してます。 夢枕獏の「魔獣狩り」の2冊目。 この「魔獣狩り(サイコダイバー)」シリーズ、数年前に完結したということなんですが、一体どうなったのか?そもそもどういう話だったっけ、とい…

武道小説「義珍の拳」

久々の更新になってしまいました。 ちょっと長文で投稿するとなると疲れるのと自分のハードルが上がってしまい更新自体が止まってしまうので短めにしていくことにします。 今野敏の「義珍の拳」という本を読んだ。 松濤館空手の創始者、船越義珍先生(元の名…