ひるねスカッシュ

日々の雑記。面白かった本や映画など。ミニマリスト。

「山奥ニート」やってます を読んだ。

今朝読み終えた本。

「山奥ニート」やってます

という本。

私、めっちゃストレスフリーな暮らしに憧れてるんですけど、つまりそれだけストレスがあるっていうことなんですよね。

仕事や生活の中でつらいことって結構あるじゃないですか。

私は、あります。

日曜日には、明日からまた仕事か、つらいな、と思いますし。


山奥ニート

山奥でニート。どういうこと?

和歌山県の、駅から車で2時間とかの本当の山奥。

そこで古い校舎を改築したところに家賃無料で、15人で暮らしているんだそうです。

電気や水道はあって、でも他には住人5人の限界集落で。

お金はほとんど稼がなくていいから、好きなことをしてのんびり暮らしているんだそうです。

ボードゲームしたり、YouTube見たり、お酒飲んだり。俳句を作ってるという人も。


私、この社会のストレスから解放されるには、たくさんお金を得て早期退職(FIRE)とか達成しなくちゃいけないもんだと思ってたんですけど、

山奥ニートの暮らしは、生活費が月1万8千円。だそうです。

1万8千円で暮らしていけるんだったら、そんなに頑張らなくてもいいですよね?


山奥でもできる仕事は色々あるんだそうですよ。

花切りといって、なんかに使う葉っぱを何十束か集めると数千円になったりするんですって。

畑をやったり、青梅を採ったりとか。

ネットでできる仕事もありますしね。

著者の石井さんという方はYouTubeの生配信とブログの収益などで主に生計を立てているそうです。


いろんなしがらみがあって自分は同じようにはできないけど、この社会の、お金がすごく必要なありようだけがすべてじゃないんだ、という風には思いました。


あと、山奥ニートの1人が、町で暮らしてた時は、楽しいことがあってもこれが終わったらまたつらい仕事があるんだ、という気持ちになったけど、今は楽しいままです。と言ってて、それすごい羨ましいなと思いました。