こんにちは、ひるねスカッシュです。
いつも読んでくれてありがとうございます。
数ヶ月前に買って少しずつ読んでいた村上春樹の「ノルウェイの森」を読み終えました。
最初はなんだかよくわからない小説だなーと思って読むのがだるかったんですけど、中盤過ぎくらいから引き込まれ、80%を過ぎたあたりからは一気に読んでしまいました。
途中までこの主人公は自分の人生を生きてないなという感じがしてたのですが、やがて彼も人を愛し、失うことの痛みと向き合うことで、大人になって自分の人生を歩き始めます。
大切なものを失い、残された思い出とともに生きていくという、喪失と再生が胸を抉るすごい小説でした。
そして私はこんなことを思いました。
今ある普通の生活の中に本当の幸せはあって、それは決して当たり前のものではなく、簡単に失われてしまうかもしれない。
だから大切にしよう。悔いのないように生きていきたい、と、そう思ったのでした。